特長
Excel ベースの簡単操作

お仕着せの問題表現(モデル)ではなく、Excel 上に自分でモデルを記述できます。そのため Excel の操作ができて業務の知識とそして少しのアイディアがあれば、自分で作成したモデルで簡単にモンテカルロシミュレーションを行えます。
Excel 上でのモデル作成は、今まで通り Excel のセルに式や値を記入し、乱数に対応するセルと結果として集計したいセルを指定するだけで行えます。VBA などのプログラミングは一切必要ありません。また、既存の Excel ブックもそのまま利用できます。
使いなれたアプリケーションをプラットフォームに使える Monaco の導入コストは非常に低くなっています。
多機能な乱数生成と分析機能


乱数は、正規分布や対数正規分布だけではなく多くの確率分布から生成できます。それぞれの乱数に相関を持たせた相関乱数も生成できます。さらに乱数を生成させる範囲を指定できるため、確率分布の裾から乱数を生成してシミュレーションを行うこともできます。
本来業務において求められるのはシミュレーションの結果をどう評価し活用するかということにあるため、業務に即したシミュレーションツールにはシミュレーションの結果分析という機能が必要不可欠です。
Monaco は、ヒストグラム生成やパーセンタイル点の算出、VaR( Value-at-Risk )分析、各種統計量の算出など多彩な結果分析機能を提供しています。またシミュレーションの結果をエクスポートして他のアプリケーションと連携してより詳細な分析を行えます。
高速かつ高精度なシミュレーション

実際のシミュレーション処理を Java で行うことで Excel 上でありながら非常に高速なシミュレーションを実現しています。 また現在主流のマルチコアプロセッサに対応しており、モンテカルロシミュレーションをマルチコアで並列実行することで高いパフォーマンスを発揮します。 問題の規模にもよりますが、100 万回試行のシミュレーションを数十秒から数十分で終えた実績があります(詳しくは紹介資料をご覧ください)。
シミュレーションにはメルセンヌツイスタの超長周期乱数を用いた高品質な乱数と、Excel 上の Excel 関数ではなく弊社独自の実装による Excel 関数を利用するため、高精度なシミュレーションを行えます。
Monaco の活用例
- 退職金/年金シミュレーション
- 信用リスク評価
- MBS、CDO など複雑な証券の評価
- 資産評価モデル
- ファイナンシャル・プランニング
- ポートフォリオ設計
- 在庫シミュレーション
- 待ち行列シミュレーション
サポート
- 自社開発製品なので、迅速かつきめ細かなサポートをご提供します。また、お客様の目的にあわせたカスタマイズや周辺ソフトウェアの開発にも積極的に対応します。
- 弊社の長年にわたるシミュレーション分野の経験で蓄積したノウハウを元に、お客様の問題に適切なソリューションを提供致します。
価格
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