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S^4 Simulation System FAQ

ここでは、汎用シミュレーションシステムの FAQ をご紹介します。

目次

S4 Simulation System について

機能について

導入に際して

ユーザサポート

  
インストールに関して   
基本   
GUI操作


S4 Simulation System について(回答)

S4 Simulation System の名前の由来は?何故4なのですか?

数理システム S-Quattro Simulation System の4つの頭文字のSをとってS4 となりました。

S4 Simulation System とは?

GUI で簡単にシミュレーションモデルを作成、分析する事が出来る汎用シミュレータです。 扱えるシミュレーションの種類には、離散イベントシミュレーション、連続型シミュレーション、エージェントシミュレーションがあります。
それぞれの詳細な解説については、製品紹介シミュレーションとはを参照ください。

どこで開発されたソフトウェアですか?

(株) NTTデータ数理システムの自社開発製品です。

どのような業種、業界で使えるソフトウェアですか?

S4 Simulation System は汎用シミュレータですので、特定の業種、業界に特化した製品ではありません。シミュレーションモデルのモデル化によって、さまざまの業種、業界でご利用頂ける製品です。
導入されている主な業種の事例には以下のものがあります。

○広告・マーケティング
・Twitterによる広告効果測定
・インターネット広告施策検討
○製造業
・生産計画検証
・ボトルネック解消
・製造ライン最適化
○交通システム
・渋滞緩和施策検討
○サプライチェイン
・災害時の物資輸送
・商品の在庫計画
○コールセンター
・オペレータ要員計画
・シフト計画検証
○教育・授業
・シミュレーション実習授業
・オペレーションズ・リサーチ実習
・論文指導
・研究

詳細については、ユーザ様の事例紹介ページをご参照ください。

他社製品との違いは?

シミュレーションソフトには海外製品やフリーソフトを含め、様々なツールがございます。 純国産の商用のシミュレーションソフトで、離散型、連続型、エージェントシミュレーションまで対応している製品は、S4 Simulation System のみです。 自社開発製品ですので、迅速に対応できるサポート体制や開発体制も整っており、システム化される際にも安心してご利用頂けます。

バージョンアップはしていますか?

毎年バージョンアップをしており、機能追加、機能拡張を行っております。お寄せ頂くユーザ様からのご要望や、最先端のシミュレーション技術を随時組み込んでおります。


機能について(回答)

シミュレーションモデルって?

シミュレーションを行うには、現実実際の複雑なシステムをコンピュータ上に簡略化してシミュレーションモデルとして実装する必要があります。この作業をモデル化といいます。S4 Simulation System ではこのモデル化を支援するために、GUIやpsim言語を提供しています。

数理計画法による最適化とシミュレーションによる最適化の違いを教えてください。

数理計画法による最適化では、最適化したい事象を数理計画問題と呼ばれる数式に定式化し、それを解く事で最適化を行います。与えられた事前情報が確定的であるような最適化に有効です。 弊社では Numerical Optimizer を用いた最適化が該当します。
シミュレーションによる最適化は、実際の事象をシミュレーションした結果を最適化する為、数式では表現できなかったり、解析的には解けないような最適化を行う事が可能です。与えられた事前情報が確率的な要素を含む場合に有効です。

統計モデルによる予測と、シミュレーションによる予測の違いを教えてください。

統計モデルによる予測は、過去のデータを統計的に分析し予測する手法です。回帰分析などの線形モデルや、Support Vector Machine、Neural networkのような非線形モデルによる予測などがあります。弊社では、Visual Mining StudioS-PLUS が該当します。
一方、シミュレーションによる予測では、システムの内部構造をモデル化して、その挙動をシミュレートすることで、対象システムの動的特性を解明する事ができます。

psim言語って?

弊社が独自に開発したシミュレーション記述言語です。Pythonをベースにシミュレーション記述に便利なAPIを数多く提供しています。Psim 言語は、複雑なシミュレーションも柔軟にシミュレーションできるように設計されています。Pytnon の generator 機能を利用している為、非常に軽量に動作します。

アニメーション機能はありますか。

混雑状況や利用状況の表示や、リアルタイムグラフでのモニタリング、人、モノの移動をアニメーション表示する事が出来ます。背景画像を設定する事で、より直観的な表示も可能です。

コールセンターの要員配置にシミュレーションを利用したいのですが。

コールセンターのお客様には、オペレータや問い合わせといった専用部品とそのテンプレートをご用意しております。シミュレーションモデルを作成することなくすぐにシミュレーションを始める事が可能です。


導入に際して(回答)

シミュレーションは初めてなのですが…

毎月シミュレーションの無料紹介セミナーを行っています。 シミュレーションとは何かといった基本的な解説から行っておりますので、シミュレーションについて初めての方にも安心してご受講頂けます。
セミナーの詳細については、無料紹介セミナーのページをご参照ください。

プログラミングができないのですが…

S4 Simulation System は GUI 上でシミュレーションが出来てしまうため、プログラミングが出来ない方にも安心してご利用頂けるようになっております。

パッケージの販売のみですか?

シミュレーションモデルの受託開発も行っていますし、お客様のシミュレーションモデル作成支援の為、個別サポートなどのコンサルティング業務も行っております。
弊社の導入サポートについては、シミュレーション活用が実現するまでの流れもご参照ください。

ライセンス形態について教えてください。

お客様のご利用形態にあわせて、スタンドアロン版と、C/S版をご用意しています。
1台の PC にインストールし、そのPC上であれば、誰でも利用可能なものがスタンドアロン版、1台のサーバマシンにインストールし、Windows のリモートデスクトップ機能を使って利用する形態のものがC/S版です。

価格はいくらですか。

スタンドアロン版、C/S版がございます。台数割引、ユーザ数割引もございます。
金額はお問合せページよりお問合せください。

アカデミック価格はありますか?

学生の皆さまや、ご研究に広くご利用頂けるようにアカデミックの方向けには、特別価格をご用意しております。
金額はお問合せページよりお問合せください。

割引はありますか?

スタンドアロン版には台数割引、C/S版にはユーザ数割引がございます。

今年度の予算が限られているのですが。

ご予算に応じたご導入プランをご提案いたします。
お問合せページよりお問合せください。

学生でも使いこなせますか?

S4 Simulation System はシミュレーション教育にも適したソフトウェアです。学部生でも問題なく実習授業でご利用頂いております。
詳細については早稲田大学様の事例をご覧ください。
また、S4 Simulation Systemでは学生研究の発表の場として、学生研究奨励賞を募集しております。こちらで学生研究事例を紹介しています。

購入後のサポートにはどのようなものがありますか?

保守(任意加入)に加入されている方は、メールで弊社の専門の技術者に利用方法や技術的な質問をする事ができます。回答は一営業日以内に必ず返ってきます。また、保守加入中の方には最新のバージョンのS4 Simulation Systemを無償で提供いたします。

体験版はありますか?

1ヵ月間無料で、製品と全く同じものをお貸出ししています(機能制限などはございません)。また、その間のサポートもユーザ様と全く同じものを受けられます。
ご希望される方は、まずは無料紹介セミナー無料個別相談にお越しください。
遠方の方は、お問合せページよりお問合せください。

シミュレーションを計算エンジンとしてシステムに組み込みたいのですが。

システムに組み込む為のモジュール化や、他製品との連携も柔軟に対応する事ができます。自社開発製品ですので、ご利用目的に応じた製品のカスタマイズもお受けしております。

サーバーマシンにインストールしたいのですが。

サーバーマシンに対応したライセンス形態として、C/S版がございます。

対応プラットフォームは?

    

対応機種・対応OSをご参照下さい

S4 Simulation System について、もっと詳しく知りたいのですが。

毎月無料紹介セミナーを行っております。
また、デモンストレーションは随時行っております。ご希望の方は、お問合せページよりお問合せください。


ユーザサポート(回答)

ライセンス申請を行うには?

    

S4 Simulation Systemインストールフォルダの下にある、scube-info.binをサポート窓口(s4-support@msi.co.jp)まで送付して頂き、ライセンス申請を行ってください。

S4 Simulation Systemを起動しようとすると、ライセンス情報が壊れています。ライセンス情報を再登録して下さい。」とダイアログが出て起動しません。

    

Windows Updateを行うと、このようなエラーが起こる場合があります。Ver5.1以降をご利用の方は、スタートメニューから、「MSI Solutions」 → 「S4ライセンス情報更新」 をクリックしてください。その後、ライセンス申請を行ってください。
エラーが解消しない場合や、Ver5.0以前をご利用の方は、S4 Simulation Systemをアンインストールし、再度インストールしてからライセンス申請を行ってください。

シミュレーションを実行すると、「ModuleNotFoundError: No module named 'wx'」とエラーが出て実行できません。

    

インストールの途中で、トラブルが発生し、インストールが途中で中断された場合や、ハードディスクの容量が少ない状態でインストールを行うと、インストールが不完全な状態でS4が起動する場合があります。その状態でシミュレーションを実行するとこのエラーが起こります。その場合は、コントロールパネルの「プログラムのアンインストール」より、Python 3.6.6 for MSI productsをアンインストールして頂き、msipython366x64.exe を実行してください。ハードディスクの容量が少ない場合には、容量をあけた後、この作業を行ってください。インストール後、S4 を起動し、再度シミュレーションを実行してください。
再度エラーが発生する場合には、「c:\Program Files\Mathematical Systems Inc\Python3」の下の、install-msi-err.log、install-msi.log、install-msi-out.logをS4サポート窓口(s4-support@msi.co.jp)までご送付ください。

チュートリアルはありませんか?

    

GUIのヘルプメニューからご覧頂けます。

サンプルプログラムはありませんか?

    

S4 Simulation Systemインストールフォルダの下、samplesフォルダにあります。サンプルプログラムはS4 Simulation SystemのGUIのプロジェクトメニューから取り込めます(ヘルプメニュー → 操作マニュアル「プロジェクトのインポート」を参照)。
また、こちらから、当Webページで紹介しているサンプルプログラム一式もダウンロードできます(Webページ限定で公開しています)。

連続型シミュレーションで入力できる式の種類は?

S4 Simulation System における連続シミュレーションでは、1階の常微分方程式のみ扱う事ができます。それ以外の式に付きましては、常微分方程式の形に変形できるものに関しては、変形して頂いてから

S4 Simulation System にその式を設定してください。具体的な入力方法については、「ヘルプ」→「pdf版ドキュメントを表示」→「チュートリアル」の「6.Lotoka-Volterra方程式」をご参照ください。

優先度付きキューとは何でしょうか?どのように設定するのでしょうか?

    

ファシリティやストアのような資源部品を取得する際に、取得待ちが発生するとき、優先度付きキューを設定しておけば、優先度の高い順番からキューから取得する事が出来ます。これにより、優先度の高いジョブを優先的に機械に投入するというような処理を表現する事が出来ます。
 優先度付きキューのイメージについては、「ヘルプ」→「pdf版ドキュメントを表示」→「操作マニュアル」の「18.1.2 優先度付きキュー」もご参照ください。
 また、優先度付きキューのサンプルプログラムを下記からダウンロードできます。併せてご参照ください。
GUI→「プロジェクト」 →「プロジェクトをインポート」から下記ファイルを指定すると読み込めます。サンプルプログラムの解説は、「モデル」→「カスタムコードを編集する」をクリックすると確認が出来ます。
priorityqueue.sss(Ver5より前)
priorityqueue.s4(Ver5以降)

アイテムの種類によってファシリティで処理する優先度を変えたい場合どのようにすればよいでしょうか?

    

アイテムの種類によってファシリティで処理する優先度を変えたい場合は、優先度付きキューを用います。種類ごとにアイテムを用意し、各アイテム属性に種類を表すname、優先度を表すpを定義しておきます。その際、与えたい優先度に応じてnameとpに値を設定しておきます。各アイテムには生成部品をそれぞれ用意し、優先度付きキューでファシリティで処理させるようにしておきます。
 上記のサンプルプログラムは下記からダウンロードできます。
GUI→「プロジェクト」 →「プロジェクトをインポート」から下記ファイルを指定すると読み込めます。サンプルプログラムの解説は、「モデル」→「カスタムコードを編集する」をクリックすると確認が出来ます。
priorityqueue2.sss(Ver5より前)
priorityqueue2.s4(Ver5以降)

判断部品の使い方を教えてください

判断部品では、条件式と出力先を並べることで分岐させることができます。例えば、シミュレーション時刻で分岐させるには、条件式にシミュレーション時刻を取得する now()を用いて条件比較を行います。あるいは、アイテムの種類によって分岐させたい場合には、アイテム部品に属性を設定し、その値で条件比較を行います。例えば、アイテム属性にaという属性を設定した場合、判断部品では、item.a とする事で値を参照できますので、その値で条件比較を行います。尚、判断部品にはデフォルトでは出力先が1つしかありませんが、出力先の個数を増やすには、「共通設定」タブ内の「出力」にある+ボタンを押します。アイテム属性はアイテム部品の編集画面の「属性設定」タブ内の「属性リスト」で指定することができます。
判断部品の使い方のサンプルプログラムは下記からダウンロードできます。
decide.s4(Ver5以降)

乱数の種を変えて何度もシミュレーションしたい場合には?

一括実行機能を使うと便利です。下記の通り設定してください。
1. パラメータ設定画面(「モデル」メニュー→「パラメータを編集する」)より、「一括実行」タブにおいて「レプリケーション」の「最小回数」、「最大回数」に繰り返し実行したい回数を設定します(最小、最大に同じ値を設定します)。
2. 「出力」のプ「+」を押します。列名に繰り返し実行して評価したい値の名前を設定します。
3.「基本設定」タブに切り替えて、一番上の「実行種類」を一括実行に切り替えます。
4. 分析スクリプト設定画面(「モデル」メニュー→「分析スクリプトを編集する」)より、評価したい値のスクリプトを編集します。デフォルトでは、0 が返るようになっていますので、0の代わりに評価したい値を設定します。例えば、分析スクリプト設定画面の Browser に表示されている統計量(平均など)をドラッグandドロップするとスクリプトが自動生成されます。
5. 実行すると、出力フォルダの一括実行詳細結果に結果が出力されています。
一括実行が設定されているプログラムは下記からダウンロードできます。
bank_repetition.s4(Ver5以降)