1. HOME
  2. ソリューション
  3. 施設配置・立地戦略

施設配置・立地戦略

施設配置・立地戦略

企業が新規出店を行なう際様々な要素の検討がなされますが、多数ある候補地の中からどこに出店するのかの選択はその中でも非常に重要な要素です。この選択に数理計画からのアプローチをすることができ、施設配置問題と総称されています。施設配置問題を解く際には数理計画法パッケージ Numerical Optimizer を利用することができます。

施設配置問題を解くことにより出店場所を決定する際には、以下のような評価基準が利用されます。

  • 対象地域の顧客が店舗へ行く際の移動距離の総和(これを小さくすることで顧客の平均的な移動距離が短くなる)
  • 各顧客の店舗への移動距離の最大値(これを小さくすることで極端に移動距離が大きい顧客がいなくなる)
  • 出店した際にかかるコスト(これを小さくすることで新規出店費用や概算のランニングコスト等が少なくする)

さらに、以下のような各企業の個別の戦略を制約条件等で記述することで、より戦略的な出店場所の決定が可能となります。

  • ある店舗に極端に負荷がかからないようにする
  • 移動距離に上限を設ける
  • 対象地域の顧客のカバー率

施設配置問題は様々な応用がされており、「公立小中学校再配置計画立案支援システム」や「品川区教育委員会学務課様の導入例」のように公共施設に関する意思決定にも活用されています。

問題解決までのプロセス

数理計画問題としての一般的なアプローチ方法はこちらにありますので、併せてご覧ください。

以下は問題解決のための一般的な流れになります。

  1. 現実の課題の整理
  2. 数理モデルの構築
  3. プロトタイプ作成(数理モデルの検証)
  4. システム化

ここではもう少し具体的にご紹介します。なお、株式会社NTTデータ数理システムはこちらのプロセスのどの部分からでもお手伝いさせて頂きますのでご相談ください。

(1) 現実の課題の整理

担当者にヒアリングしながら、考慮したい戦略やルール(制約条件)および評価指標(目的関数)の洗い出しを行います。

(2) 数理モデルの構築

(1) で洗い出したルールを数理モデルの形で表現します。

Numerical Optimizer を用いる場合は、モデリング言語 SIMPLE を用いて数理モデルを表現します。「表現した数理モデルから最適解を求めるためにどのような(数学的な)処理をするのか」というアルゴリズムの部分はユーザーの方は意識する必要はありません。

ここは、より実務的なルールを導入する場合には数理計画のノウハウを必要としますので、不安な方は株式会社NTTデータ数理システムにお任せください。

(3) プロトタイプ作成(数理モデルの検証)

プロトタイプを作成し。サンプルのデータで数理モデルを利用し実際に答えを求めます。そして、この結果を利用し、適切な結果が得られているかの検証や抜けているルールが無いか等の検討を行ないます。この検証や検討の結果を数理モデルにフィードバックすることで質の向上を目指します。

(4) システム化

Numerical Optimizer は構築した数理モデルを簡単に実行形式のロードモジュール(exe ファイルや DLL ファイル)にすることができます。

このロードモジュールは Excel からの呼び出しや現在ご利用のシステムへの組み込み等が可能です。例えば、過去には地図情報ソフト ArcGIS と連携させた実績がございます